| 当社は、水害や戦禍による古文書流失の為に創建年等は不詳ですが、往時一寸八分の米粒がこの地で実りその内の一粒が当社で祀られたとされています。
古くは浅間第八御子神・浅間第十八御子神を祀り、この八と十八を組み合わせて「米」の字となる為「米之宮神社」と称したともいわれ、白鳳四年(西暦六七四年)には朝廷より勅使が御臨幸された為、創建年はそれ以前とみられています。
この勅使御臨幸の後、浅間大神である木花開耶姫命を勧請して米之宮浅間神社と称するようになり、古くは田子~富士~岩松地区の加島五千石の総社として崇敬の念を集めてきた神社です。
現在、当社境内に聳えます本殿は、明治二十二年に建造された三間社流造りで細かな修繕等は行われてきましたが、昨今境内建物の老朽化による損傷が甚だしく、また現代の耐震性能基準を満たしていない状態でもある為、本殿を始めその他拝殿や会館等も合わせた大掛かりな修理を要しております。
奇しくもこの令和六年は、勅使の御臨幸を賜ってより千三百五十年を迎える節目の年であり、これを機に改修事業を立ち上げこれまで先祖累々の氏子崇敬者皆様が守られてきましたこの鎮守様の御社の改修を行いたいと存じます。
昨今の世情を鑑みるに大変ご無理、ご不便をおかけする事とは存じますが、何卒ご理解ご協力を賜りたく切にお願い申し上げます。
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